あお

ASKAさんの生き方とつづる言葉が好きな会社員がテーマもなくひたすら日常を残すだけの日記

そーいうこと?

すっぱい葡萄(イソップ童話
 
この前の授業でこのお話が出てきてタイムリーに感じたんだよね。
 
内容としては
キツネが高い木の枝になっているぶどうの実をなんとか取ろうと飛んだり跳ねたりして頑張るんだけど、結局手に入れることができなくて
"なんだあのぶどうは十分に熟していないし、酸っぱくてまずいに決まってる!だれが食べるものか"そうつぶやいてその場を立ち去るってお話。
自我の防衛機制の働きの一つ【合理化】。
 
自分の心の内側に存在する満たされない気持ちや不安に対して、合理的な説明を与えることで自分自身を納得させようとする心の働きみたいな。。
自分にとって不都合な事実を一見、筋道を立てて考えてるように見えるけど、不合理な説明で覆い隠そうとする心の働きといえばいいのか。
講師は、「キツネはなぜそのようなことをいったのでしょうか?プライドを守るためともいえるかも知れません」的なさらっと流してた。
自分の行動を正当化するための不合理な言い訳をすることで自分にとって不都合な事実を覆い隠そうとする心理学でいう合理化?心理のあり方だと私は感じた。
私も思い当たることいっぱいだよ。プラス思考とはちょっと違うんだけど、説明がうまくできないね(;'∀')
 
認知的不協和も同じ位置づけになるかな。
 
協和しない2つの認知をした場合、その不協和を解消しようとしてどちらかの認知を変えようとする認知のこと。
簡単に言ってしまえば、ストレスや矛盾を解消するために自分が納得いくような答えを考える心理行動。
例)「自分が選んだ製品は正しかった」という認知
  「その製品は良い」という認知
   協和してる◎
例)「自分が選んだ製品は正しかった」という認知
  「その製品はあまり良くない」という認知
   不協和×
その時に、いろんな角度から「でもここは良い」とメリットを探して納得しようとする。
 
すっぱい葡萄でいえば
ぶどうが「食べられない」
まずくて「食べる気がない」
気持ちを正当化して心の協和を保とうとする。
 
信念や考えに対して新たな事実が生まれたときに認知的不協和が発生するんだって。
ストレスだよね。
 
Aさんが接種に関して話すと、大丈夫?って聞きたくなるほど取り乱して猛烈に反論する方々いるんだけど、そういうことなんじゃないのかしら?