ちょっとテンション上がった!
いや、かなり嬉しかったね。
さっきまで、母さんと1時間近く話をして切ったばかりなのに数分後にまた着信(^-^;
少し重い気持ちで出てみると、
「ヤーヤーヤーヤーヤーヤーしてるよ!早くみて!あなたの大好きな人だよー。若い頃の$%#&∞⁉︎…」
興奮しすぎてて何言ってんのかさっぱりわかんなくって(笑)
間髪入れずに「あっすかちゃんだよ。ヤーヤーヤーヤーヤーヤー歌ってるから聴いたことあるなと思ってみたらあなたの大好きなヤーヤーヤーヤーのひとなんだもん。みてみてみて!」
ヤーヤーヤーヤーの人って、、、。
よくある歌番組の歴代ランキングだったのかな?
J:COMチャンネルを観ていた私は、間に合わなかった。
てか、電話口からの熱い気持ちに圧倒されてリモコンすら握れなかったよ。
何が嬉しかったかって、母さんの中でASKAさんの名前と顔と歌が一致していたこと!!
もちろん、ねえちゃんの影響で小さい頃から好きだったよ。
部屋中がチャゲアスだったからね。
でも、実家を離れて暮らすようになって何十年経つよ(笑)
ちょうど1年前に母さんがうちに来たとき、私のわがままで半日以上1人で留守番をさせて、日帰りでASKAさんの名古屋ライブファイナルに参加したんだよね。
その時に、今のASKAさんのライブ映像を車で観ながら「この人のライブにいってくるよ」ってたくさん話をしたから顔までしっかりと覚えていてくれたんやね。
嬉しさに拍車をかけた大きな理由がもう一つ、ここ1ヶ月ほどコロナきっかけの〝老人性うつ〟っぽかったから電話口の明るい声が嬉しくて泣けてきちゃった。
「この世から消えたくなっちゃって」と電話口で泣くし、不眠・無気力・無感動・無関心・食欲不振が続いていて本当に怖かったんだよ。
毎日、電話をかけて1時間、ときには2時間話を聞いて、職場からも1日3回はショートメールを一方的に送って1人じゃないって安心させてあげることを心がけた。
先週くらいから、隣近所とも対面で会話をするようになったっていってたから上向きになる条件も揃ってきてたのかな。
高齢者ばかりの地域だと、みんな命に関わる問題だから家に篭る生活が続いて、うつらないうつさないが徹底されていたんだと思う。
さらに気分が落ち込むから、周りとの関わりも消極的になっていたんじゃないかな。
地域が自粛警察みたいなもん。
会いに行ってあげられない、隣近所も自粛して交流が持てない、孤立して鬱になるのもわかるよ。
人と人との繋がりがどれだけ精神面に影響しているのか痛感する出来事だったな。
「周りの人に助けられていることに感謝してるよ。ありがたいねぇ」そのひとことを聞けてよかった。
そう言えるってことは、気持ちが落ち着いているからこそだもんね。
さっきの電話は、〝娘が喜ぶ!早く教えてあげたい″その一心なんだよね。
自分で気づいて教えてあげられたこと、それを聞いて娘が大喜びしていることで母さんから〝どうよ!エッヘン″的な雰囲気が伝わってきてめちゃくちゃ幸せだった。
思い出すだけで泣けてくる。
こんな些細なやり取りで泣けるほど私も参っていたんだと書きながら気づいたよ。
親の精神的な苦しみをわかってやれない、何をしてやればいいのかわからないことはツラい。
ASKAさん、よくわからないけどありがとう。
お礼をいいたくなったの。
どんなときでも、私はASKAさんの存在に助けられてばかりだな。