あお

ASKAさんの生き方とつづる言葉が好きな会社員がテーマもなくひたすら日常を残すだけの日記

こんなことは初めてですよ

って利用者へ説明するのが日々更新されてるんだって。農園の栗さんが話してた。

まず、天候ね。今日なんて私パーカー脱いだら半袖だからね。あまりの暑さにパーカーまで脱いで半袖で作業したわ。日差しが春というより夏前みたいなジリジリと痛い感じ。この天候が続いていたから、葉物野菜に病気が出て全滅している方が多いのと大根とかの成長が進んでしまって農家が大打撃を受けているんだって。

一刻も早く収穫してしまわないとさらに大きくなって規定のサイズを超えると出荷用の箱に入らないんだとか。

栗さんがその大根農家のお友達に「臨時のバイト頼まんと?」って聞いたら「バイトなんか雇ったら支払う給料でマイナスなる」って笑ってたけど笑えない話よって 笑 

流通のからくりとかも聞かせてもらえたけど、農家って自由なようで、どこかの組合に加入すればそこの規定に縛られるし、加入することで守られるとこもあるんだよね。

農園の利用者さんからもたくさんの相談を受けるけど、今までのような説明では通用しなくなってるからどうにもしてやれないって頭を抱えてた。

そういえば、虫が全然出てこなかったとかミミズを見かけなくなったとか。地震来るんやない?って隣の方が笑ってだけど、リアルに感じてそれこそ笑えない。

空を見上げりゃ、ケムかって思うような線が何本もだし。

栗さん70超えても知識のアップデートにとにかく貪欲で、私よりパソコン操作に長けてるし、国がらみの会社員を定年まで勤め上げて今は3世代100年農家をやってる。尊敬しかない。

「希望を持つことは大事よ。だけど待ってても満足できるような未来はこんですよ」って厳しくもありがたいお言葉をいただいて帰ってきた。農園で野菜育ててるだけなのに、それ以上のものを得てる。

きっと、どこかでなにかの役に立つね。