「○○してみると世界が変わるよ」
「○○した方が自分のためだよ」
数年前は、軽いアドバイス程度で話を持ってきてくれていたグループ会社の女性。
しかし、ここ1年ほどは会うたびに
「○○した方が幸せになれる」
「○○しないとこのままじゃダメだよ」
なんとなく強制的な言葉に変わってきた。
他にも同じようなことを言われている社員がいることは知っている。
確かにその女性は、とてもキラキラしており毎日が充実しているんだと見ていてもわかる。
自分のように周りも幸せになって欲しいという言葉に嘘はないこともわかる。
国家資格を取ることや○○セミナーを受講することで得られるメリットも分かっているつもりだし、役職が上がることで得られるメリットも理解している。
しかし、私にはその幸せは当てはまらない。
必要な資格は、取得してきたし、自分に必要なことは会社に申告せずにやっている。
相手の立場で物事を一緒に考える、寄り添うということが基本である仕事をしているはずなのに、自分の幸せの形を相手にも押し付けてしまうようなことになっていることが悲しい。
私の仕事ぶりが、物足りなく感じさせてしまったのであればそこは、反省しなければならない。
それでも、わかってもらいたいこともある。
私の幸せは、同業他社の社員との勝ち負けではない。
取引先企業やスタッフさんからの「ありがとう」という心からの気持ちを聞くことなんだ。
相手の立場で考えるように心がける基本姿勢は、誰にも負けないと自負している。
そう言い聞かせて、このモヤモヤはおしまい。
週末は、何して楽しむかな。
